突発的電車旅

先日、思い立ったが吉日と、電車で少し遠出をしました。
1泊2日の短期旅です。
予定を立てるのが苦手な私らしく、行先は全くの未定。
ひとまず新大阪まで行き、運賃表と相談した結果、第一の行先は大津になりました。

滋賀・大津

860円にて降立ったのはJR大津駅。
改札を抜けたものの…何もない(´・ω・`)
反対出口から出るべきでした。

ぶらりぶらりと、琵琶湖側へ歩いていきます。
商店街を抜け、琵琶湖を望める場所へ。
やっぱり大きいですねぇ…。

しかし、うろうろと歩き回るも、あまりピンと来ず。
次はどこへ行こうかなとJR大津駅に戻ろうとすると、目の前に京阪の駅が。
終点までの切符を買い、電車に乗り込みました。

滋賀・石山寺

次に240円にて降立ったのは京阪石山寺駅。
石山寺までは1㎞足らず、のんびり歩みを進めます。
緑が多くて良いなぁ…。

閉門直前頃、石山寺に到着。
入山料を払って入るにはギリギリ過ぎるので、入口付近でぶらりぶらり。
30円にておみくじを引きましたが、結果は良かったので一安心。

そうこうしているうちに閉門時間となり、次なる目的地へ。
JR石山駅まで行こうと、京阪石山寺駅まで戻るも、170円をケチって徒歩で向かうことにしました。
が、雨に降られてしまい少し後悔(×ω×)
少しカメラを濡らしながら傘を出し、また歩き始めました。
駅に着いた私が買ったのは、ひとまず安い切符。
行先は、乗ってから決めようという算段です。

岐阜・大垣

私が次の目的地に選んだのは、JR岐阜駅でした。
宿無し状態だったので、駅近に安いカラオケがあるところを選んだわけです。
運賃は石山駅から1980円。
しかし、米原で降りてから岐阜駅までの切符を買えば、990円+860円で1850円。
なぜか安くなるので、一度改札を抜けて切符を買うことにしました。
(どのみち乗り換えで待たなければいけないので、良い暇つぶしです)

米原駅から東海道本線に乗り換え、岐阜駅へ…というところで問題が発生。
乗り換え地点の大垣駅で、岐阜方面の電車が運転見合わせとの報せが入りました。
この頃、辺り一帯はゲリラ豪雨のさなかだったのです。

電車も来ないので、駅構内をふらふらり。
途方に暮れる人々、坐り込む人もいれば、電話で連絡を入れる人もいる状況。
彼らのように仕事や学校の帰り際にこのような状況に巻き込まれれば厄介ですが、ぶらり旅にはそれも一興なハプニングです。

結局、岐阜へ向かう電車が出たのは、それから1時間以上も後のことでした。

岐阜

JR岐阜駅に着き、食事がとれそうなところへ向かいます。
しかし、時間は既に22時過ぎ。
チェーン店の居酒屋くらいしか見当たらず、そこに入店しました。
朝食以降何も食べていない身体に、アルコールが入るぅ…。
結果、お代は約8000円。
交通費と宿代をケチっている分、ノープロブレムです、ハイ。

会計時、店員さんにおすすめの観光地を尋ね、翌日の目的地を早くも決定。
翌日のためにも早く休もうと、カラオケという名の安宿へ足を向けました。
いくらか歌い、90点以上が出たので着替えて就寝。
(スカート⇔スラックスの着替えは、下着を晒すこともなく楽ですね)

3時間あまりの睡眠をとり、安宿を発ち、未だ暗い街へ繰り出します。
電車の始発までは、1時間以上。
のんびり人のいない路をふらつきながら、駅へ向かいます。

空が明るくなりはじめると、大量のカラスが顕現。
視界を数十のカラスが占めるという、恐ろしい状態でした。
そこから、電車の待ち時間等、ノートPCで少し仕事をしながら次なる目的地へ…!

岐阜・養老

前日店員さんから挙げられた場所は、養老でした。
養老の滝には前々から興味があったので、これは良い機会と目的地に決定。
大垣駅から養老鉄道にて養老駅へ。
シナモロールさんカワ(・∀・)イイ!!

グーグルマップによると、駅から養老の滝までは徒歩1時間あまり(3.4㎞)
しかし、駅から少し歩いたところにある標識には2㎞あまりという表示が。
よく見てみると、真っすぐ数十メートルで行ける道を、コの字に数百メートルかけて歩かせようとしてやがる(゚Д゚)
当てにならないグーグルマップを閉じ、標識を頼りに滝へと向かいます。

養老天命反転地や養老ランドを通り過ぎ、川沿いの道へ。
ちらほらと自生する彼岸花が綺麗に咲いています。
それからしばらく歩くと、ついに養老の滝が!

わーい!
と思っていたら私のメイン機であるPENTAX K-1のバッテリーがゼロに。
縦グリでバッテリー2個付けてるから大丈夫だろうとしばらく充電をサボっていたバカですOTL
仕方ないのでサブ機のK-70や、Canonの改装5Dにバトンタッチ。

カメラの話はさておき、滝の優麗さ。
木々や岩々に囲まれた一筋の流れが美しくそこに在りました。
ほぼ貸切状態で、ゆっくりとした時間を感じられたのが、実に印象的です。
自然というのは、やはり良いものですね…。

しばらく滝の音を聴き、別れを告げて養老駅の方向へ歩きはじめます。
登りとは別の道を行き、商店の立ち並ぶところへ。
まだ朝も早く、開いている店は見当たらず…と思っていたら端の一軒がもう開いていました。

地酒とサイダー、梅干しを購入。
そして、サイダーを一本お店で飲み、一休み。
店主のおばあちゃんに朝ごはんを食べていないという話をすると、昨日の余りと言ってよもぎ団子を焼いてくれました。
空きっ腹を癒してくれる香りと甘み、非常に美味しかったです。
ありがとうございました(*´ω`)

お店を後にし、養老駅へ。
電車が来るまでまだ少し時間があるので、駅前の菓子屋へ。
きび羊羹なる銘菓を買いました。
Twitter(X)でツイート(ポスト)したけど、美味しかったです。
また買いたいなぁ。

帰路

午後からは仕事があったので、まだ時間は早いものの、そこからは帰路に就きました。
帰りの電車でも、またJRが運転見合わせというハプニングに…(笑)
1泊2日の滋賀・岐阜旅行は、電車運は微妙でしたが良い時間を過ごせました。

この2日間は合計歩数4万歩以上と、それだけ見れば中々のキツさですが、内実は楽しい徒歩道。
写真もいろいろ撮れ、非常に充実しておりました。

また、時間があるときに、突発的電車旅に出たいものですね(*・ω・)

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